リンに操られる人体!

昨日の文化放送、ソコトコで話した中身を、復習します!

テーマ:リンに操られる人体!

吉田照美さん:
「リンって、人体にあるイメージ、ないんだけど・・・」


吉田たかよし:
「実は、リンは、原子の数でいえば、人体で5番目に多い元素なんですよ!

多い順に、水素、酸素、炭素、窒素。

その次がリン。

ちなみに、6番目がカルシウム!」


吉田照美さん:
「今まで、何にも知らずに生きてきたな・・・」

などと、やり取りがあり、いざ解説!


骨もリンがいっぱいだが、なんといっても、リン酸が
DNAなど、細胞の中で情報の伝達に大活躍。

人体は、リンに操られているといってもいい。

地球上にリンがなかったら、人類は存在しなかった。


これは、他の生命でも同じ。

現在の生命は、人間も昆虫もバクテリアも、リンに操られているといっていい。

それくらい重要だから、リンは何を食べても、いっぱい入っている。

だって、食べ物は、植物か動物か、どっちにしても生命体。


リンが不足することがなかったので、医者は「リンを取りましょう」なんて言わない。

だから、人体にリンが多いというイメージが広がらなかったわけ・・・。


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