生きるも死ぬもカリウム次第!

今朝、文化放送ソコトコで話した話題を、ブログで復習するシリーズ。

著書大ブレイク、ソコトコのリスナー大感謝祭シリーズ!


「生きるも死ぬもカリウム次第!」の巻き・・・。


吉田照美さん
「塩辛い食べ物が、やめられないんだよね・・・」

吉田たかよし
「カリウムと取れば、体内から塩(ナトリウム)を捨てられるんですけど、とり方を間違うと、心臓が止まって死んじゃう・・・」


唐橋ユミさん
「うわ!怖い・・・」

《以下、解説・・・》

生命が誕生したとき、海にある塩(ナトリウム)を利用して、細胞が刺激を受ける仕組みに設計。

同時に、細胞を鎮める仕組みも必要だった。


元素周期表で、ナトリウム(塩)の下に位置しているのが、カリウム。

そこで、ナトリウムで刺激、カリウムで鎮めるという、セットで管理する仕組みが生まれた。


人体はすべてそう。

だから、カリウムをたくさんとったら、血圧が下がる。


でも、カリウムを大量に投与したら、心臓の筋肉の細胞が過剰に興奮し、鼓動が止まる。

東海大学病院で起きた安楽死事件は、カリウムが使われた・・・。


カリウムを投与するときは、医者も緊張する!

量を間違ったら、患者も死ぬし、医者も医師免許剥奪!


「元素周期表で世界はすべて読み解ける」(光文社新書)カリウムの医学は、拙書
の第4章で、わかりやすく解説しています!

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